米澤穂信 「インシテミル」面白い

インシテミル

インシテミル


(ハードカバーを思い切って買った甲斐あり)


 閉鎖空間で次々と起こる殺人。クローズドサークルものは久しぶりですが,いや〜,やはりいいですね。すぐそばに殺人者がいて,自分も殺されるかもしれないという緊張感は他にないものです。

 
 そして極限状態のなかで,人が追い詰められ,本性をさらけ出し壊れていく様は・・・不謹慎ですが読んでてゾクゾクしますね。

 
 こういう私は,多分いのいちばんに錯乱して「いいか!誰も中にはいるなよ!」といっちゃうキャラでしょうが。そして,部屋に閉じこもり→翌朝「おかしい返事がない・・・」→「ドアをぶちやぶりましょう!」→「死んでいる・・・」という展開に\(^o^)/

で,今読み終えましたが。

 こ・・・これは!正当派ガチンコなミステリでした!十角館を読み終えた感じと同じ満腹感。いや〜すごいな〜米澤穂信さん。

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)

春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)


も買おうかな・・・と思ったり。

 そして,続編もありうる終わり方でしたが,この作品はここで終わるのが美しいのだろうなと思ったり。