「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」コミックス版が傑作すぎて震えた

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 上 (単行本コミックス)砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 下 (2)
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 上・下
作者: 杉基イクラ 原作「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」桜庭一樹
出版社/メーカー: 富士見書房

少女は世界と戦うために、甘い弾丸を撃ち続ける。
現実主義の女子中学生・なぎさと、自分を人魚だと言い張る不思議な転校生・藻屑。2人の少女の出会いが、甘く切ない思春期の痛みを呼び寄せる。桜庭一樹の原点といえる小説を気鋭・杉基イクラが鮮烈に漫画化!!

amazonより

これは・・・。すごいとは聞いてましたが,ここまでとは。読み終えた後しばし震えました。今のところ今年一番の感動度です。

一気に読めませんでした。

なぎさと藻屑の気持ちがいたいほど伝わってきて,容量をオーバーしそうだったので。立ち止まり,立ち止まり,彼女達の気持ちを消化してからじゃないととてもじゃないけど読み進めませんでした

「世界と戦う小さな兵士」

13歳の身ではどうしようもない現実。その現実と,静かに絶望することで戦う少女,嘘をつくことで戦う少女。
現実とは戦わざるをえないけど,まだそういう形でしか戦えない。その辛さ。彼女達の気持ちを思うと,胸が痛くなります。


特に,全部読み終えてから,また読むと海野藻屑の気持ちが痛切にわかってもうどうしようもなくなります。


登場人物の心情にキリキリ胸を締め付けられるような感覚を味わいたい方は是非。