jurisan@hatena

漫画の感想や日々のことなど

米沢穂信先生の「インシテミル」が映画化だってー!

銀魂の映画見に行ったら、予告が出ていて吹きました。
米沢先生の長編の中では「犬はどこだ」と同じくらい好きです。

インシテミル

インシテミル


映画「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」公式サイト
時給11万2000円のアルバイト。その内容は、閉じ込められた館で生活して、その様子を観察されることだった・・・。

という感じで始まる小説でして。勿論、単なるバイトで終わる訳がなく、中で殺人事件が起きちゃいます。いわゆるクローズドサークルもの(又は「雪山の山荘もの」)です。


こういう閉じ込められた系は過去使われまくった設定で、もう新しいものはでないかな〜と思っていましたが。この小説は、そういう固定観念を吹き飛ばしてくれました。閉鎖空間での人間模様の描写、謎解き部分の巧さ、そしてラストの疾走感がハンパないです。最後らへんは、やっぱミステリ最高!ミステリは面白い!とミステリ愛を叫びたくなりましたよ。


同じクローズドサークルものでいえば東野圭吾先生の「ある閉ざされた雪の山荘で」も好きです。

ある閉ざされた雪の山荘で (講談社文庫)

ある閉ざされた雪の山荘で (講談社文庫)


アニメ化する「それ街」主人子の歩鳥もミステリ好きという設定だし。
これは空前のミステリブームくるで!

それでも町は廻っている 5 (ヤングキングコミックス)

それでも町は廻っている 5 (ヤングキングコミックス)