弥太郎と富
奥さんが作った弁当を、道端でうまいうまいと言って食べる弥太郎。
そこへ通りかかった富さん。弥太郎は、富さんに自分の娘がいかにかわいいかを語ります。と、弥太郎は途中で富さんと武市さんの間に子がないことに気づき、「悪いことを言うてしまたな」と謝ります。
富さんは、そんな弥太郎を見て「ほんに弥太郎さんは良い人やね・・・」と。弥太郎は慌てて「わしゃ、自分のことが一番大切なんじゃ!」と言って悪ぶりますが、照れ隠しなのは明らかです。
このやり取りが微笑ましくて、思わず涙が出そうに。うーん、特に感動する場面でもないのですが。年取って涙もろくなったのか。
愛の蛍ってそういう意味だったのか
獄中の武市さんに、蛍を届ける富さん。その前に、武市さんが富さんだけを愛し一切お妾さんと関係を持たなかったというエピソードが挿入されていたのもあり、非常に泣ける場面でした。
龍馬に惹かれていくおりょうさん
新撰組の追跡を逃れるためおりょうの家に身を寄せた龍馬。龍馬は、おりょうの兄弟と遊んだり、おりょうのお母さんを気遣ったり、すぐにおりょうの家族と打ち解けます。
そうした龍馬の人懐こさを見て、どうも威張っているだけのお侍とは違うと、おりょうが何となく龍馬に惹かれていく様子がわかりましたね。
恍惚状態のお殿様
それにしても、容堂公はなんだか心ここにあらずな状態ですが。だ、大丈夫?