ネットで紹介されていた次の一文が気になり購入。
本当の戦争の話というのは全然教訓的ではない。それは人間の徳性を良い方向に導かないし、高めもしない。かくあるべしという行動規範を示唆したりもしない。また人がそれまでやってきた行いをやめさせたりするようなこともない。もし教訓的に思える戦争の話があったら、それは信じないほうがいい。
まだ途中ですが、そう思います。戦友同士が「自分が大けがしたときは、ひと思いに殺してもらう」旨の盟約を結んだのですが。実際に、一方が大けがをした場面で、どうなったのか、、といった話など。勇ましい話は皆無です。徴兵には応じたくない隣国に逃げたい、でも行かないと自分や家族の体面が、、、と懊悩する若人の話もあります。辛い。