arisugawajuri.hatenablog.com
前の感想と同じで、反対で変わりません。 しかし、最高裁長官まで弔辞を述べるのを見ると改めて違和感が、、。
あと、自死した赤木さんのことなど、色々複雑な思いがあります。
それにしても、オリンピックといい国葬といい、一見、それ自体正面から反対しづらい(※アスリートの頑張りを無にするのか、故人の冥福を祈らないのか等々)ことを政治権力が推し進める傾向。これ、政治学で、名称かなんかついていないのだろうかと思ったり。スポーツクレンジングというのは聞いたことありますが。
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この動画の32分くらいから始まる片山杜秀教授の「国葬と将軍的欲望」と題した分析が興味深かったです。現在の上皇が戦後民主主義に親和的になり、むしろ権威を手放していくのに対して、政治の側が空いた権威の空間を奪おうとしていく作用ではないかと、、。なるほど。
あと、「弔問外交」といいますが、以下の指摘も考えておく必要があります。っていうか、さすがに無いと思っていましたが、本当にミャンマーを招待して出席させたのね。。イギリスはミャンマーを招待しなかったのに、、。
ミャンマー国軍の支配下にあるミャンマーの外務省は、ソー・ハン駐日「大使」が安倍元首相の国葬に出席したことを早速フェイスブックで発信。
— Teppei Kasai (@TeppeiKasai) September 27, 2022
日本政府は「軍政」にお墨付きを与えてしまった上、「軍政」の正当性を強調するプロパガンダの材料も与えてしまった。https://t.co/TFOUMdGrov pic.twitter.com/ktvDvHzTRm
色々書きましたが、↓のせやろがいおじさんのツイートに尽きています。
俺は安倍さんでも泉さんでも志位さんでも山本太郎さんでもイチローでも国葬は反対。
— せやろがいおじさん (@emorikousuke) September 26, 2022
人の命や人生に成績をつけて国葬に値するか否かジャッジすること自体が気味悪い。そもそも価値観が多様化する中で成績をつけるための基準なんて設けようがない。
ましてや、時の政権が独断で決めるなんて論外。