ナポレオン覇道進撃 10巻 スペインではゲリラに悩まされ。内部も綻び、、、

 うーん、、、面白い。たまにある脇役に焦点をあてた単独話の深みとか。円熟の域といっていいのでは。
 正直、もっと評価されてもっと売れてほしい漫画です。

 前巻で作者が予言した通りナポレオンが下り坂にさしかかります。
 これまでかっちりしていた歯車が、かみあわなくなった感がありますね。

 この巻で出てきたイギリス軍のサー・ジョン・ムーア。兵士を機械扱いせず
 教えて学ばせることを重視します。
 一方、将卒は余計な事考えずに自分の言う通りに動け!というナポレオン。
 うーん、対照的ですね。

 戦争戦争!世界一!で進んできましたが百戦錬磨の将軍でさえ厭戦気分になる地獄のスペイン戦線。
 
 この巻の主役はマルボ(表紙の人ね)。散弾撃った女性との話は泣けた。
 「戦争ってのはクソだ」この言葉が重く響きました。


 そして次点はタレーランですかな。色々魅力的な人物ですな。 


 そして後書きを読んで合掌。お悔やみ申し上げます。