以下ネタバレ
ロシア遠征に失敗し、諸外国からの包囲戦にボロボロのナポレオン、、。
最初に決めた通りさっさと撤退すれば傷は浅かったのに。もしかしたら・・と迷っているうちに、撤退の機を逃して大敗。凡将と言われても仕方なく、、昔のナポレオンなら考えられないです。ポーランドの将軍、ポニャトフスキーのエピソードが泣けます。
そして、負けたナポレオンがパリに帰ったら、ジュノー自殺の報が、、。マジかよ、、、。あの「ウガー」に救われてきたのに。これはショックでした。
ミュラーは裏切り(しかもナポレオンの妹の嫁ぎ先)。もうどんどん抜け落ちていきます。
タイユラン(タレーラン)も「さようなら皇帝」と去っていくような感じ。タレーランは、ナポレオンを救おう救おうとしていたのに、ナポレオンからは「こいつ俺を陥れようとしている!」と思われて、哀し過ぎる。最後まですれ違い。タレーランの「状況に応じて変化する」「それは戦場では強みかもしれない」「でも、外交では命とりです」という言葉は重いです。