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漫画の感想や日々のことなど

「ペルソナ トリニティソウル PERSONA - trinity soul -」第23話「絆を抱いて」感想

ペルソナには能登麻美子も出演しています。

 このブログ見ている人の中でコードギアスR2,マクロスF,RD潜脳調査室見ている人はたくさんいるでしょうけど。たぶん「ペルソナ」を見ている人はほとんどいないと思います。でも,感想を書く・・・!だって傑作だったから。

公式HP:http://www.persona-ts.net/

↓<重大なネタばれあります>↓
ペルソナ~トリニティ・ソウル~ Vol.3 [DVD]
(この話の後に,このDVD3巻のジャケ絵を見ると,むしょうに泣けてきますね)
第23話「絆を抱いて」公式HPより

自身の記憶が造られたものであり、九條によって操られていた事を知った叶鳴。失意の中、叶鳴は仲間達に別れを告げてひとり海へと向かう。だが彼女が立っていた<のは、慎とのささやかな思い出が刻まれた場所だった。


 守本叶鳴(モリモト カナル) CV:中原麻衣 の絆と最期を描いた哀しくも素晴らしい回でした。

過去の記憶は偽りだったけど

 「私の小さい頃の記憶は,作り物だったけれど。」
 神郷君や恵さんや,榊場君,殉君や乾さんと過ごした時間は本当の記憶。
 私も・・・忘れたくない」
 
 カナルの心をつく台詞。
 前回だって,カナルは皆を助けました。それは慎や皆との絆は偽りではなかったから。叶鳴は決して九条の人形ではなかった。そう思います。

最後に,想い人に「かわいい」と言われたカナルの気持ち。

 希望を思い出し,そして,「もっと・・・(生きたい・・・)」と思っただろうに。あまりにも悲しい終わりです。だけど,主人公の傍で眠ることができたのはささやかな救いといえますか・・・。

あいかわらず抑えた演出がよかった

 手には,慎が慎にあげたお守り。体に積もっても溶けない雪(アンドロイドなので)。真相を知った主人公。カナルを優しく抱きしめ,そしてEDテーマへ。

 という感じで。うーん,,,奇をてらわず,丁寧に,カナルの最後を演出していましたよね。過度に盛り上げたりしない,控えめな演出。アニメ「ペルソナ」演出の好きな部分です。

それにしても

 23話の時点で,まともに生存しているキャラは当初の半分くらいなのでは・・・。 なにげに生存競争が激しいアニメです。