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桜田門外の変。有名な大老井伊直弼が暗殺された事件ですが。
教科書では、安政の大獄のあと、井伊直弼が殺されましたでわりとあっさり終わっています。風雲児たちでは、桜田門外の変の変のあと、主君を殺された彦根藩がどうしたか、主犯を出した水戸藩や薩摩藩がどうしたか、そして幕府はどう動いたか。そこを克明に書いていきます。
いや、面白い!!!
桜田門外の変は勿論知っていましたが、確かに、主君を殺された彦根藩はそりゃ敵討に動きますよね(忠臣蔵のように)。しかも脱藩浪士とはいえ、主犯は水戸藩、薩摩藩の元藩士。
下手すれば彦根VS水戸、薩摩の内乱が起きていたかもしれない。桜田門外の変の直後は、そういう一色触発の空気になっていた。これは、よく考えれば推察できることなのに、全く知りませんでした。歴史は面白い。そう感じた巻でしたよ。