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漫画の感想や日々のことなど

こざき亜衣先生「セシルの女王」 

 「エリザベス1世と彼女を支えた忠臣の物語。」です。話は、エリザベス1世が生まれる前のイギリス王室から始まっています。娘や妹など自分の近親者を国王に送り込む、そして、国王との間に世継ぎの男子を産ませて、政治的権力を握る、、。というのは昔の日本もイギリスも変わらないのね、と。よしながふみ先生の「大奥」でも感じましたが、1人の人間が妊娠し出産するということが権力争いと直結するという「嫌さ」。それをまざまざと感じさせる漫画です。


 ちなみにこざき先生は、「あさひなぐ」の人ですね。どこかで聞いたな、、と思ったら。あさひなぐも長期連載だったな~。今度読んでみようかしらん。