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漫画の感想や日々のことなど

虚けの舞 北条氏規と織田信雄

虚けの舞 (講談社文庫)

虚けの舞 (講談社文庫)

 改易や主家滅亡から血脈を永らえるため秀吉に臣従した2人。氏規は豊臣政権下で生き残るため有り余る叡智を封じざるをえず。信雄は100万石を自己の不才のため失い、父の元部下の秀吉の御機嫌伺に。中年の心に沁みる小説です。

 信雄の適度なダメさ加減が特にわかります。これ「バカだな~!ギャハハ」とは笑えない。いや~絶対、自分もこうなるわ、、。

 とはいえ、両家とも江戸時代で大名家として存続しているんですな~。織田家なんかは最終的には山形天童藩(将棋の!)な訳ですから、親近感わきますね。機会があれば行ってみますかね~