jurisan@hatena

漫画の感想や日々のことなど

子供が寝た後にレイトショーで

劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』
 を観てきましたよ。義務を果たしました。


 以下、ややネタバレありですが。まとまりなく箇条書きで感想。



・(期待値をあげすぎたせいか)もっと哀とコナンのエモいシーンが欲しかったところではありますが。面白かったです。
・ラスト。EDへの入るところがよかったですね。テンポもよかったし。「よい映画を見た」と素直に振り返ることができるラストです。
・繰り返しになりますが、<哀の危機!→助けて!工藤君!→助けに来るコナン>といったシーンは、無茶苦茶盛り上げてほしかったですね。
 助けに来た工藤君を見ても、わりとクールな哀さんのままでした。もちろん、必ず助けに来ると信じていたから・・というところかもしれませんが。
・と書いててなんですが、まあ、十分エモかったかな。特に、最後の浮上シーンで、「なんでそんなに笑ってられるの」とこれまで工藤に助けられたところを次々と思い出すところはやばかったですね。
・あと、哀がさらわれる一連のシーン。ずぶ濡れのコナンが「俺が絶対に取り戻す!」と決意するところとか。絶望からのキター!でした。
・蘭が今回も強くて笑いました。2Fからジャンプして車に着地して、そのまま流れるように敵と格闘って、すごすぎる。
・冒頭の少年探偵団とホエールウォッチングしているところ。歩美の「楽しいね~」という言葉に哀が「そうね!」と楽し気に応える。ただ、それだけのシーンですが、哀のこれまでの過酷な人生を思いますと、少年探偵団とのレジャーを素直に楽しんでいるという。そういう姿にちょっとホロリとしました。
・で、なんでベルモットが哀ことシェリーを助けたのか?そこが謎だったのですが。最後の最後に明かされる。なるほど・・。これはニヤッとしますね。まさに「情けは人の為ならず」。
・突っ込みどころを1つ。いや・・潜水艦の警備ガバガバすぎないか。哀と直美アルジェントは、あの閉じ込められていた部屋から、どうやって魚雷部屋まで行ったの?ふつうに乗組員に見つかりそうですが(まあ、ジンの兄貴が来るから、皆、ジンの兄貴を迎えに行って無人になったのか?と脳内保管しました)。つーか、黒の組織の人たち、人を閉じ込めておいて、外から部屋に鍵かけてなかったんかいというところもありますが。
・(5.25追記)直美アルジェントも、気持ちはわかるけど、公的な仕事で自分の友人を探すのは、、。それを職権乱用というのでは。しかも、その結果、哀さんが危機に、、。そう思うと素直に美談として消化できるか?という点も。

 なにはともあれ、哀さんメインの映画はもっとやってほしいっすよ。哀さん人気あるんだし。



 あと、スピッツのED。「美しい鰭(ひれ)」だったのですね。ずっと「美しい鮨(すし)」と思っていました・・・。ED聞いて気付いた。