
- 作者: 杜野亜希
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2008/03/05
- メディア: コミック
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銀座のデパート「竹屋」で働く春日紅の物語。紅が社長次男・クロとの秘密の交際,仕事上のトラブルに悩みながらも,持ち前の行動力で( ゚Д゚)オラ!−と突き進んでいく。そんな漫画です。
この漫画,主人公「紅」がかっこよいです。恋愛においても,仕事においても,問題から逃げずに自分で考えて答えを出す。理不尽なことには決して屈さない。うーん,理想だ。
以下ネタばれあります。
紅まわりの人間関係が大きく動いた8巻。
シロは歪な婚姻関係を清算。由基くんが悲しむような別れじゃなくてよかった。これで形式的にはシロはフリー。シロが紅への想いを自覚するときが近づいていますね(?)。
マリカはプロ魂をクロに見せて,たんなるいじわるキャラじゃないことをアピール。恋愛ゲームに本格参戦といった感じでした。
シロとマリカ。恋愛ゲームのプレイヤーが揃いましたね。2人は紅・クロをどうひっかきまわすのか。うーん,神林&キリカシリーズを思い出すこの感じ。次が楽しみです。
ラストの紅が爽やか
マリカを抱えて運ぶクロを見て「クロ・・・今までマリカさんに興味なんて抱いていなかったのに。まるでお姫様と・・・」と動揺する紅。
でも,すぐに「違う!」と頭を振って
「変な人同士,同じステージに立ったというわけね!」「逃げないわ 私だって・・・!」と2人を追いかける。
恋人の気持ちを疑って立ち止まるのではなく,恋敵に負けちゃいられないと決意して走り出す。どこまでも前向き。紅はこうでなくちゃと思わせる,爽やかなラストでした。
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公式;■杜野亜希Official Web Site■
杜野先生のブログ;もりの日記
良い漫画をコツコツと描いておられる海野つなみ先生と杜野亜希先生をプッシュ - jurisan@hatena
そして,キーワード杜野亜希は私が作成しました・・・。
それにしても,好きな漫画家の作品をブログに書くのっていいですね。満足感があります。