夜は短し歩けよ乙女
(上記1〜3巻 原作;森見登美彦,漫画;琴音らんまる 角川コミックエース)
私はなるべく彼女の目にとまるよう心がけてきた。吉田神社で、出町柳駅で、百万遍交差点で、銀閣寺で、哲学の道で、「偶然の」出逢いは頻発した。我ながらあからさまに怪しいのである。そんなにあらゆる街角に、俺が立っているはずがない。「ま、たまたま通りかかったもんだから」という台詞を喉から血が出るほど繰り返す私に、彼女は天真爛漫な笑みをもって応え続けた。「あ!先輩、奇遇ですねえ!」
表紙のかわいさに負けて
買ってしまった漫画。
森見先生がおっしゃるとおり,原作の魅力である乙女のかわいさ,まわりの阿呆さがよく描かれているな〜と。 これは当たり!
原作は既に読んでいたのですが。この漫画には原作にないオリジナルエピソードもあり・・・。しかも,それがけっこう面白いのです。う〜ん,ますます当たりですね。
表紙のイメージそのままの漫画なので,とりあえず表紙に惹かれた人は買っても損はないかと。
おっと,原作もはっておこう・・・
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2006/11/29
- メディア: 単行本
- 購入: 40人 クリック: 2,165回
- この商品を含むブログ (993件) を見る
原作ももちろん面白いですよ。なむなむ!